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活動実績

2021/11/30

2021年度 次年度方針発表 + 100%例会 Vol.2

学べるポイント

11月度100%例会

皆働社会の実現を目指して
~ありがとうから伝える本当の幸せ~

人に愛されること
人に褒められること
人の役に立つこと
人に必要とされること

会長挨拶

斎藤会長の挨拶

本日は早い時間から11月の100%例会に『共に学び、共に栄える』理念のもと、ご参加いただき、誠にありがとうございます。
本日ご講演頂く大山社長の講演を聞き、自社の繁栄に少しでも役立てていきたいと思っております。大山社長の会社は、障害者の方が多く働かれています。その方たちが人に必要とされる、人の役に立つ、誰かのために何かをする。仕事を通じて人に必要とされる。そういう場を作っていくことは社会にとって大事なことであると思います。

講師紹介

矢山委員による講師紹介

大山講師による講演

私たちが行ってきた障害者雇用という経験をきっかけに、これからの世の中をより良いものにしていきたいですし、それを次の世代に繋げていきたいと思います。私たちの一番の喜びは、弊社を知って頂くことですし、この時間内に少しでもご理解いただけるように全力でお伝えします。

養護学校の先生が2人の女の子の就職依頼に来られたのが最初のきっかけです。
どこまで仕事ができるかわからない人を採用するのは責任が重いし困難ではあるが、3回依頼にこられ、先生から『働く経験だけでもさせてもらいたい』と懇願され2週間の実習だけを受けました。一心不乱に仕事をする2人を他の社員さんが見ていて、社長に2人の採用のお願いをしに来ました。

 しかしながら、仕事を教える側に大変な苦労があり不平不満も多く出る中、彼らは信号の色は理解できていることをヒントに仕分けに色を使って計量する仕方を考案しました。
この子たちの為に、理解力に合わせて段取りをして、教え方を工夫して仕事をしてもらうことが自信に繋がり、幸せを感じてもらえる。教えるすべは必ずある。うちの社員はできる人たちである。教える側の取り組みが大切である。

チョークの検査の仕方も数字でなく治具(測定ケース)をつくることで、検査がしやすい状態を作る。これはなにも障害者の方だけでなく、我々にとってもとても便利で合理的な仕組みになります。

パラリンピックの目標はインクルーシブな社会をつくることである。我々も不自由があったときにそれに向き合う中で、工夫や行動に繋がっていく。障害をお持ちの方の存在が自分たちに色々なことを教えてくれる存在として受け入れることが出来れば、世の中はもっと変わっていくと思います。みんなが違うから役割が生まれてくる。人間はみんな、人のために役立つことを幸せに感じる脳を与えてもらっている。(共感脳)周りに役立つこと『ありがとう』って言われることが仕事であり、そのことを通して幸せを感じるのである。

自社商品の柱のひとつ、キットパス(きっとパスする。合格するというネーミング)は、書き消しに粉が出なく発色が強く絵具にもなる幅広い画材として使え、口にしても害はありません。書くことの楽しさ、子供の時の気持ちを世代を超えて伝えていきたいです。

人の役に立つことが自分の存在意義を確認することにつながり、プライド、自信、そして、その責任感によって、人からの信頼を得て、幸せの実感につながっていく。
誰もが人の役に立ち、必要とされる社会へ!

大山講師、そして本日の進行に携わっていただいた方、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。



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